公演2日目で千秋楽。

今日も朝9時に楽屋入り。ほんの10時間前に別れた人とまた会う(^^;とか、夜の1時にメールして「じゃあ8時間後にまたね」と書く、とかいうのはなかなかきつい(−−;


今日の本番はいろいろトラブルがありました(^^;
出だしはみんなもちょっと力が入っていたかもしれません。

ドラムが小節を見失って止まるところが早すぎて、タップだけのアカペラになってしまったり、板について踊り始めてみたらけんじさんいなかったり。←単なる出とちり←適当なとこで出てきた(−−;

私も最後の方の長い曲で、途中で衣装の腰に巻いた布がほどけて落ちてしまい、拾って一旦はけて、また巻いて、適当なところでもう一回出ました。

個別に見ればもっといろいろあったはず〜(;´Д`)ノ

でも踊りきりました!


タップの松本先生が昨日見にいらしてました。
モダンの人が公演のことをお知らせしたそうですけど、終わってロビーでその人が挨拶したとき、開口一番、あのタップの女の子達はもっと出来るはずなのにもったいない、と言っていたそうです。兵士の役だったんですけど、役にとらわれ過ぎていてタップを踊りきっていなかった。もっとタップでもはじけて力を発揮することが出来るはずだって。
最後のボディーパーカッションを踊るのを見てそう思われたそうです。

(って、が〜〜っと語ってから、”ところでお久しぶりです。今日は楽しかったですよ”と普通にあいさつされたらしい^^;)

おっしゃったのがどういう意味なのかまだよくわからないんですが。ただ役にとらわれるとかそういうことではなく、自分の踊り全体としてタップを踊りきっていないと言うのはなんとなく自分でもそう思う。自分で決めた限界の中で自分を守りながらやってる感じかな?

松本先生のタップは私も大好きで会ったことはないけどかなりリスペクトしているので、その松本先生にそんな風に言っていただいたなんて、ありがたいです。

なんだか泣けましたつД`)・゚・。・゚゚・*:.。


それを考えながら今日は踊りました。

そしたら、もちろん失敗もたくさんしたけど、今まで1度も全部の音をきれいに出せたことのない部分が、今日の本番では全部出来た。
練習でできないことが本番で出来るなんて普通はありえない。

でも出来たのはなんでだろう?
そこに、今自分に一番必要なものがあるような気がする。

(つづく)