さらさら日記

日々の日記

2017四国お遍路体験旅行

5日目〜14番から16番巡礼

3月9日 木曜日
ついに旅行も最終日。
今日は14番札所から16番札所までを回り、午後の飛行機で東京に帰る。
14番から16番は3kmほどしかなく短い。
少しがんばって13番大日寺から回るかどうか、前の晩も悩んだのだけど、
飛行機に乗る前に、徳島駅前の温泉であったまりすっきりして帰りたいヽ(=´▽`=)ノ
という世俗的?な理由で、時間に余裕の持てるコースにした。

朝食をとってホテルをチェックアウトし(荷物は預かってもらった)、駅前のバスターミナルへ。
8:05発 徳島バス<神山高校前行き>
P3090271

学生さんがたくさん乗ってましたが、途中でみんなおりてしまい、その後は私のひとり旅♪

8:30頃、<常楽寺前>バス停着。

人が歩く幅のほとんどない道路で、端によってバスが発車するのを待っていたら、運転手さんに「待ってるから渡っていいよ」と言っていただき(車が青信号なのに)、先に渡らせていただきました。
親切にしていただき嬉しかった。

道路に道標があったのでお寺の方向はすぐわかった。
今日はいい天気だけど、まだ風が強く寒いです。

車用の道標にそって行ったら、間違えてお寺の裏の駐車場から入ってしまった。
結構な山の上でした。
P3090272
8:35頃、14番常楽寺到着。

朝の静かなお寺で、まだ人も少なくて、とても清々しく気持ちがよい。
礼拝して納経帳に御朱印をいただき、時間が早すぎたのでちょっと座って一休み。

おや?
P3090274

P3090275
かわいい猫さんが!
P3090278
ここは猫寺?

このお寺は流れるような岩の上に建っている。
P3090276
それが雲の上にあるように見えるのだけど、写真ではよくみえないわー

P3090280
帰りに門を撮りました。

またお遍路の道標に従っていく。
P3090279
この区間は静かな住宅街です。
生活の場を、見ず知らずのお遍路さんに対して”通っていいですよ”と言っていただいているわけで、地元の方々のご厚意なのだと感じました。

15番国分寺 9:20頃到着。
P3090281
工事中で落ち着かず、少し残念。
ここで団体さんに出会いました。
私が読経している最中に到着し、わーっとお線香をあげて読経して、もたもたしている私を追い越して行きました。。

このお遍路シールが見えていれば安心。ずっと頼りにしてました。スマホよりお遍路シール。
P3090283

幹線道路から1本はなれた田んぼの中の道を歩く。
車が走っていくのを見ながら、のんびりてくてく歩くのは楽しい。
P3090284
風が冷たいけどね。

今回最後のお寺、16番観音寺に10:15頃到着。
P3090286
最後だから集中して上手に納経しよう。
お経あげる時なかなか集中できず、”あ、誰か来た!聞かれたら恥ずかしいな〜”とか”あれ?ちゃんと3回繰り返したかな?”とかその他思い出せないくらいどうでもいいことをいろいろ考えてしまう。
だから最後くらいしっかりやろうと思ったのだけど、残念なことに冷たい風のせいで途中で鼻が出てきて…(w_−;、失礼して一旦停止し鼻をかんで続きを読む、という結末でした。

ここの納経所を出たとこで、ご夫婦で回っている年配の方とお話をしました。
地元四国に住んでいて、いつも夫婦で回っていて今6巡目だそうです。
「今日は何番まで?」と聞かれ、「午後の飛行機で帰るのでこれで終わりなんです。順番には回ってなくて、昨日は6番までで今日は14番からです」と答えると、11番藤井寺から12番焼山寺へ向かうのがとても大変な山道なのですよ、とおっしゃってました。
「遍路ころがし」と言われる難所の一つなので、「私もいつか行きたいと憧れてます」と言いました。
お二人はこのまま17番井戸寺に向かうとのことで、ここでお別れ。

私は今回はここまでなので、ここでお遍路道から離れバス停へ。
時間はあるけど一応バス停を確認。
P3090287
まだ30分くらいあるので、目の前のスーパーで、地元の食材を見てみよう♪
P3090288
おでんにつける味噌のミニパック<半額>と讃岐産の味付けのりを買いました。半額大好き。

観音寺北バス停 11:15発徳島バス、徳島駅前11:40頃着。

お昼はネットで調べた昔ながらの喫茶店へ行こうと決めていた。
P3090289
たかしまコーヒー店
DSC_0570
食べかけですみません。
優しい味のサンドイッチ。マスタードをつけて食べるとおいしかった。

この後、予定通り駅前のサンルート徳島の温泉へ行きあったまった。やっぱり寒かった。温泉を予定に入れてよかった(*´ο`*)=3

それからホテルへ荷物を取りに行って、まだ時間があり、駅前そごうの地下の食料品売り場に何かないかと見に行き、夕食用に阿波尾鳥の手羽焼きとフィッシュカツ(どっちも名物)を購入。これで心残りはない。
まだ微妙に時間があり、駅地下のコーヒースタンドでコーヒーをテイクアウトしました。

旅行の最後って、いつも余裕をもって、、と思うと逆に時間をもてあましてしまう。うまく時間調整する方法ってないものか。でもぎりぎりもいやだしねぇ。

14:15のリムジンバスで阿波おどり空港へ。14:45ごろ空港に到着。飛行機は16:25発なのに、このバス早すぎる。(でも飛行機にリンクして設定されている)
時間があるから、またおみやげ買っちゃった。(それがバスの狙いか!?)
展望室に行って飛行機見たり。ANAとJALしかない。
P3090291

イートインで写真があまりにおいしそうだったから「徳島バーガー」も食べました。
P3090294
やー、これはおいしかった!

徳島バーガー食べて、家田荘子さんのお遍路本読んで名残を惜しんでるうちに、そろそろ保安検査場いかなきゃの時間になりました。
これで旅行は終わり。
お遍路ほんとに楽しかった。楽なコースを選んだとはいえこんなに楽しいとは思わなかった。
それにやっぱり四国はいい!
また来て、お遍路の続きできるといいな。




4日目〜徳島のイルミネーションとラーメン

3月8日 つづき

16:20、徳島駅到着。
1時間前はまだ安楽寺にいたのに、あっという間に現実の世界に戻ってきた感じがする。
今日は17kmくらい歩いた!がんばったなぁ。
実は今日も右足首が捻挫のように痛かったけど、おとといよりはよかった。
少し、歩き慣れてきたのかも。

コンビニでホットコーヒーを買って行って、ホテルで一休みした。
熱いコーヒーを飲みながら、一日の余韻をかみしめて。
今日の工程表と地図をしまって明日のものと交換して、明日の準備もした。
明日の午後はもう東京に帰る。
予想通りあっという間だったけど、ほんとに楽しかったなぁ。などと思いながら。

17時からホテルの大浴場が使えるので入りに行った。夕食をどこにするか悩んでいる。
まだ徳島ラーメンを食べていないので行きたいけど、
行ってみたいお店が少し遠くて、歩いて行くのがしんどい気がする。

しばらく悩んだ結果、最後の夜なのでがんばって歩いて行くことにした。
川沿いのイルミネーションを見ながら行けばちょうどいい。

クリスマスのようなお祭り感はないけど、きれい。
P3080257
閑散としてるけどね。
P3080264


ラーメンやさんはこちら。いい雰囲気でしょう。
P3080266
銀座一福

普通徳島ラーメンというとすき焼きのような色のスープに生卵だけど、ここはそういうタイプではないです。
DSC_0568
ワンタンメン
すごくおいしかった。来て良かった!お店もとってもいい感じでした。満足!

あとは、最後の夜なので、おみやげを買わなくては!
実家に大家さんに会社に友達に、、それから自分みやげも。
阿波おどり会館の1階の大きなお土産屋さんに行って選びきれず、徳島駅の地下にも行って買っていたら、最後は閉店の時間になってしまった。
結構両手いっぱいになって、おみやげ祭り♪

4日目〜1番から6番お遍路体験

3月8日 水曜日

さて、今日はお遍路さんです。1番から5番、もし出来たら6番まで回りたいと思います。
今日も寒くて風が強い(><)
ウルトラライトダウンにゴアテックス重ね着。

ホテルで6:30からの朝食を済ませ、徳島駅8:46発 高徳線・高松行きに乗りました。

9:03に板東駅に到着。
降りると、お遍路さんの装束を身につけた方が歩いて行くので、後についていく。
P3080232


10分足らずで1番霊山寺に到着。

いよいよ来た!1番!
P3080234
いろんな方がブログであげられているとおり、山門になぜかお遍路さんのマネキンがいる。

参拝の手順もちょっとは慣れてきたかな?
やっぱりターボライターにしてよかった!それでも風が強いとロウソクの火は消えてしまう。

納経帳に御朱印をいただき、2番へ向かう。
P3080236
今日は、出来るだけスマホを見ないことにしよう。

P3080237
この近くにドイツ村がある。(ただそれだけの情報)

風が冷たい中を歩くと、涙が出る。(出ないですかね?私だけ?)
流れる涙を手袋でぬぐいながら歩く(TT)。
早くも化粧がはがれ落ちる予感。
P3080238

1km20分ほどで、2番極楽寺に到着。10時前くらい。
P3080239

ここで団体さんと一緒になった。
納経所で、たくさんの納経帳を積み上げた旅行会社の人が先にいて、ああ、これが団体さん待ちかぁと思ったら、納経所の方が「この方のを先に挟ませてね」と、団体さんに言って私の納経帳を先に書いてくださった。
助かりました、ありがとうございました。

3番金泉寺へ
P3080241


えっ、この道?
P3080242


2.5km、11時前に金泉寺に到着
P3080243


納経所の方に「歩きですか?」と聞かれた。「はい」と答えた後に「あ、でもちょっとだけ歩いてみようと思っただけで」と言ったら「足慣らしでしょう?」と言われた。

ここでトイレに行こうかと思ったけど、なんとなく行きそびれて次に向かった。
次の4番大日寺までは5kmほどあります。

この先に手作りパン屋さんがあるはず。ここを逃すとお昼を食いっぱぐれてしまうので、絶対にパン屋の前を通らなければ。

地図とスマホを見比べて(ここはスマホ見ていいことにした)間違えないように歩いたら、パンや発見!!よかった。嬉しくてにこにこしてお店に入った。

中羽長久堂

無事パンをゲットして外に出たら休憩所にベンチがあり、ここで食べちゃおうかな?と思ったけど、なんだか雨がぱらついて来たのでもう少し歩くことにした。

そしたら、お天気雨なんだけど、結構降ってきて風も強いのでとても傘が差せそうにない。
ゴアテックスのフードをかぶって歩いた。
着てきてよかったよ(T▽T)ゴアッテクス♪
お天気雨ですぐやむかと思ったけど意外とやまない。
あまり降り続いたらズボンも濡れてしまう。
ゴアテックスの下の方は持ってこなかったから、そろそろやんでくれないかなぁ。

経験者によると、歩きお遍路をずっと続けていると3日間ずっとどしゃぶり、とかもあるそうなので、
こんなのは雨のうちに入らないと思うけど、それでも風も強かったので
こんな悪天候の中、私はなぜ歩いているんだろうか?とか考えてしまった。

は、もしかして、お遍路気分を少しでも味わえるように神様のサービスだったのか?

しばらくすると雨はやみました。
よかった、ズボン少ししめったけど、歩けば乾くでしょう。

そして、今度来ることがあったら、ゴアテックスは上下持ってこよう。
スマホの防水ケースとかも必要?

途中、また休憩所があったのでお昼にしました。
P3080245
焼きたてパンおいしい。

食べていたら、地元の中学生の女の子が自転車にのって通る時に「こんにちは!」と挨拶してくれたので、私も返しました。嬉しくて元気が出る。でも私から挨拶する勇気はまだない。

再び歩き出すけど、実はさっきからトイレに行きたい。前のお寺で行っておくんだった(−−;
あいにくコンビニも何もない。
たぶん道1本ずれればコンビニもあるんだけど、わざわざそこまでいく気にはなれない。
早く大日寺に着かないかな〜

P3080246
大日寺まで2.4kmが、トイレまであと2.4kmに見える・・・

P3080247
がんばれー

P3080248
途中ちょっとだけ山道っぽい感じも味わえる。

やったー、トイレ…
P3080249
じゃなくて、4番大日寺。12:30過ぎ到着。

さっきの団体さんもほぼ同じくらいに到着したようだけど、私がトレイに行ってる間に先に行っていただこう。

読経の時に、他の方のあげかたや、団体さんの先達の方が大声であげるのを聞いたり、お坊さんかな?と思われる方があげるのを聞いているうちに、あげかたのポイントが少しわかってきた!(ような気がする)

般若心経も真言もリズムなんだ!
言葉自体がリズムを持っているから、言葉通りのリズムであげればいいんだ。
でも、気分によって、先を急いでる時は速くなったり、ゆったりした気分の時はゆったりしたリズムで、とその時々、即興のようにあげかたが変わる。

こう書くとすごく悟ったみたいかもしれないけど。
そうか、こういう要領か!と初心者が思っただけですよ。
でも自分としては歌うように楽しくあげられるようになったのだから大きな進歩です(でも小さな声で)。

さあ、では次のお寺へ。
歩いていると、後ろからオジサンお遍路さんが追いついてきて、5番6番まで一緒に歩きました。

その方は通し打ちですでに1巡していて、今回2巡目なのだそうです。
若い頃から登山などもしていたし、定年後で東海道も歩き通したんですって。
(東海道を歩くというジャンルがあることを初めて知った)

今回歩き始める前に、前回知り合った何巡もしている人に、「歩き始めます」とメールしたら、返事に「私はまだ大師様に呼ばれていないです」と書いてあった話や、

お遍路から帰ると、時々”大師様のお導き”かと思うようなことが起こると話などを聞きました。「偶然かもしれませんがね」とおっしゃってましたけど。

5番地蔵寺は、2kmほどですぐに到着。
P3080250
13:40ごろ

ここは、遍路道から行くとまず大師堂に着きました。
ひとりだったら階段を下りて本堂に先に行ったと思うけど、オジサンが「歩きの人は大体大師堂を先にお参りするみたいだよ」というので、私もそうしました。
そして、五百羅漢があったのだけど、オジサンが見るつもりなさそうだったので、私も見学はしませんでした。
ここで時間を節約したことは結果的によかったです。

当初の予定では、今日はこのお寺で終了だったけど、早く回れていたので次も行ってみることにしました。帰りのバスを考えると時間は結構ぎりぎり。でも、オジサンと話をしながら歩いていたから、深く考える暇もなく行くことにしてしまった。

次の6番安楽寺までは5km。
5kmって慣れないと結構あります。それに今日すでに10km以上歩いた後なので・・・
話に夢中になって、道標を見落としてしまいそうになりました。

まだかな?そろそろじゃないかな?と話して、時々スマホで見て「あと10分くらいですよ!」と言ったりして(スマホ見ちゃった)

着いた!6番安楽寺!15:05頃
P3080251
この色が、歩いてようやく到着した時に目にすると、極楽に見えた(><)ほんとに!

帰りのバスはこの近くの東原バス停から15:42。今から参拝をすると30分くらいかかって、15:35になる。るるぶに、バス停までは20分て書いてあったから、バス停に着くのは15:50過ぎちゃう。
やー、もう間に合わないな。その次のバスは1時間後だから帰るの遅くなってしまうなー(−”−
と半ばあきらめました。

とにかくお参りして(一つ余計に回ったので、納札が足りなくなりその場で書いたのでますます時間がかかった)、オジサンは今日はこの近くに泊まるそうなのでこれでお別れ。

私はバスは1時間後、と思ったのでのんびりトイレにも寄って、でもやっぱり諦めきれず
スマホと地図をガン見しながら早足でバス停に向かったら、何となく間に合う気がして
走り出した。
しばらく走ると、バス停が見え、人が待っているのも見えた。
まだバス来てないみたい!間に合う!
走れーーーーーーーーーー!

間に合いました!バス停についたらバスすぐ来た。
よかった。すっごい嬉しかったです。

文明の利器バスに乗って、今日てくてく歩いた道を戻ると、結構遠い道のり。
こんなに歩いたんだ。

このバスは,徳島駅前行きなので、このまま乗っていても帰れるけど、板野駅で特急に乗ると30分くらい早く着く。
なので、「板野駅南」バス停で降りて、JRに乗り換えることにした。
バス停の名前が「板野駅前」じゃないので、少し離れたところなのかな?と若干心配です。乗り換え時間は5分しかありません。

「板野駅南」で降りると、駅のホームは向こうに見えるけど、どうやってそこまで行くのかさっぱりわからない。
と思ったら、一緒に降りた女の子がうさぎのように走り出したので、”きっと同じ電車に乗るんだ!” ”走るほど遠いのか?”と思って、すぐにうさぎちゃんの後に続きました。
そしたら走る走る!結構距離あるじゃん(><)
走って、何とか駅舎が見えてきた。

これ、うさぎちゃんがいなかったら絶対無理だった。
同じような人がいるかもしれないので、一応書いておきます。
バスから線路とホームは見えます。バス停で降りたら線路に向かって歩いて、線路にぶつかったら左に曲がる。ホームからは一旦離れる方向です。線路に沿って少し行くと線路をくぐるトンネルがあるので、そのトンネルに入って線路をくぐります。トンネル結構長いです。トンネルを出たら右に曲がり、線路にそっていくと駅が見えてきます^^
駅についても、ホームは歩道橋を渡った先なので安心しないでください。

無事到着、間に合った。
P3080253
なんだか夢見てるみたいだった。
うさぎちゃんは、別の電車なのか特急には乗らなかった。

特急に乗って都会に近づきながら、”もしかしてこれは大師様のお導き?”なのだろうかと考えてました。

3日目〜鳴門観光と阿波おどり会館

3月7日 火曜日
朝食後ホテルをチェックアウト。
今日は徳島に移動して、鳴門観光する予定です。
歩いて高松駅へ。

昨日までは春の陽気だったのが、今日から真冬の寒波がやってきて風も強い(><)
ウルトラライトダウンの上にゴアテックスのレインウエアを重ねて風よけにした。
持ってきてよかった!

アーケードの途中何かのキャラクター
P3070150

の、トリックアートがありました。
P3070151


早めに行って駅の高速バスターミナル待合室でバスを待つ。大阪行き、京都行きなどのバスが次々来ていて、待合室は明るくてとてもきれいでした。

来ました、これに乗ります♪
P3070155
8:40発。がらがら。あまりに空いてるとバス会社大丈夫かな?といつも心配になってしまう。

高松ともお別れ。名残惜しい。

途中海が見えてきます。
P3070164


10:15着予定のところ、若干遅れて徳島に到着。
P3070166
初徳島〜!阿波おどり!

ホテルに荷物を預け、11:00発のバスで鳴門公園へ。
高松から直接行く方法もあるけど、荷物が邪魔だし、早く着いても渦潮が見られる時間にならないので、一旦徳島まできました。

ところが、このバスは鳴門公園まで延々1時間20分ほどかかるのです。
途中阿波おどり空港を経由するので、少し遠回りになる。
いろいろ調べたけど、このバスがやっぱり1番早くて仕方なく採用した。遠いな〜〜〜〜と乗り飽きました。

P3070172
やっと海が見えてきた。

鳴門公園はますます風が強くて寒い。
干潮満潮の時間の前後に渦潮ができるらしいのだけど、気象条件によっては渦にならないことも多いらしい。
こんなに風が強くては渦が出来ないのではないかと心配です。

まず千畳敷展望台へ行って昼食にしよう♪

うず乃屋
P3070174
いろんなガイドブックに載ってるお店。ヘルシーセットとかそんな名前のを注文した。
なんだ普通のお土産屋さんじゃん。と思ったけど、食事はとてもおいしかったです。失礼しました〜。出されていた、茎わかめの佃煮みたいのと、めかぶのドレッシング買ってしまった(^^;

千畳敷展望台
P3070183

絶景ポイントらしいのですが
P3070185
どこが?

昔絶景だったのかな?
でも、階段をおりていくと
P3070187

海のすぐそばまで行けて、なかなかきれいでした。強風で寒いけど。
P3070191

そして、帰りの階段上るのものすっごく大変でした(@@)

ではそろそろ渦潮見に行こう。(うず出来てるのか?)
P3070173

P3070198
大鳴門橋の下を通っていて,歩いて見に行けるところ。
P3070212


これガイドブックに乗ってるやつ
P3070197
思ったより怖い。

心配的中。やっぱり渦になってない(><)
P3070203
潮が複雑に入り乱れていて、渦になろうとしている感じはあるのだけど、
P3070205
渦にならないかなー、と見ている人々。
P3070207
うーん残念(TT)

しばらく見て、あきらめて戻る。
でも、海の色はとてもきれいです。
P3070211


この後、大鳴門橋架橋記念館エディへ行きましたが、私はこれは行かなくてもよかったかも(^^;
時間が余って、記念館の下のベンチに座って時間をつぶしました。

帰りは、また鳴門公園バス停から15:00発のバスに乗って、今回は直行便ではなく、途中の小鳴門橋で徳島駅前行きに乗り換える。この方が、空港を経由しないので少し早い。
小鳴門橋は小さなバスターミナルになっていて、待合室もあり、乗り換えには安心でした。

16:00過ぎ、徳島駅前に到着。

ホテルにチェックイン

アグネスホテル

こちらは朝食付き6,000円くらいでしたが、向かいにある系列ホテルの大浴場が使えて、昨日のホテルより大人っぽい感じでした。ここもよかったですが、難点は部屋が広いのでベッドから机まで距離があり、サイドテーブルもないので、飲み物を持ってごろごろ出来ないところかな?テレビも遠くて、ベッドでごろごろしながら見れなかった。(ごろごろ好き)

しばらくごろごろした後夕食へ。

ホテル近くの居酒屋へ行ったらば、カウンターで隣に座っていたひとり旅のオジサンに話しかけられ、いろいろ話をしました。
仕事を辞めた後、ひとりであちこち旅をしているそうです。車を改造してキャンピングカーにして、それに泊まりながらずーっと移動したりして。
話を聴いているうちにふと気づいたらもう20時直前。

大変!
20時からの、阿波おどり会館の有名連のショーを見に行かないと!

オジサンと分かれて阿波おどり会館までダッシュ。
間に合いました。

P3070221
この日は独楽連という連でした。

女おどりと男おどりと女はっぴ踊りというのがあり、それぞれ楽しい演出で見せてくれる。
太鼓だけの演奏での踊りもあってかっこよかった。
そして、最後は踊り方講習会があって、観客も舞台に参加して踊らせてもらえます!
阿波おどりはなんばの動きなんですね。
右足と右手、左足と左手が同時に出る動き。
舞台へはもちろん参加しました!
結構みなさん参加してました。踊らにゃソンソンかな?

女踊りの踊り手さんのうしろについて、一所懸命真似してたら、
突然赤いレイをかけられました!
P3070231
賞をいただきました!

わーい(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
ちゃんと表彰式が音楽付きであり、ちょっと恥ずかしかったけど嬉しい。
ユニークな踊りが評価されたようです。
帰りに、踊り手さんとも写真を撮っていただき、良い記念になりました。

ではそろそろ、夜食のおにぎり買って帰りましょう。
明日は1番札所からのお遍路です。



2日目〜高松市

3月6日(つづき)

高松に戻って、翌日の徳島行き高速バスのチケット購入。
バスターミナルは、駅を出て右に回り込んだところにありました。
8:40発 高徳(こうとく)エクスプレス 1,650円。
特急うずしおにしようかと思ったけど、こっちの方が1,000円くらい安い(^^;

もう歩き疲れたからまっすぐホテルに帰ろうと思っていたが、
電車に乗っている間に回復したので、アイスを食べに行くことにした。
歩いたせいか甘いものが食べたい。
パフェっぽいもの〜!

まちのシューレ963P3060148
甘夏バニラ
去年も来たお店。午後に来ると空いていてのんびりできた。
アイスは卵の味がしておいしい。癒される。
併設のショップでおみやげもいろいろ買い込みました。

ドトールでコーヒーを買ってホテルに戻ったら、ホテルにも無料コーヒーサービスがあった・・(;´ρ`)

部屋でごろごろして、大浴場に行ってすっきりしてから夕食に出かけました。

高松名物のひなどりが食べたい気がするけど、行く店が決まらない。
いくつか候補のお店を探して歩いたけど、見つからなかったり、いまいちな気がしたり、すごい行列だったり、面倒になって適当なお店に入ったら、おしゃれ焼き鳥店だった。

鳥長

カウンターにすぐ座れたけど、すぐに混んできて後から来た人は断られていた。
焼き鳥がメインのお店らしかったので、ひなどりはやめて、串焼きのおまかせと大根サラダとビールにしました。

DSC_0556

DSC_0558
焼き鳥すんごいおいしかったです!!
レバーはとろけるようだし、砂肝も普通のもも肉の部分も全部おいしかった!
サラダもおいしかったけど、山盛りのサラダをひとりでむしゃむしゃ食べるのはちょっと失敗かと思いました。
日頃飲むお店に行かないので、こういうときの注文が下手くそです。

お腹いっぱいになって帰る途中、またスーパーで夜食におにぎりと袋詰めのみかん<せとか>を買い、旅行中のビタミン補給にしました。
そして、忘れてはいけない、百均でターボライター購入。次のお遍路に備えます。

2日目〜72番曼荼羅寺から76番金倉寺

3月6日 月曜日
ホテルで6:45からの朝食を済ませ、歩いて高松駅へ向かう。

15分弱で駅に到着し、善通寺までの乗車券と特急券を購入。
P3060110
特急だけど1両編成です。
うしろの方で待っていたら、「この車両は切り離すから前の車両に乗ってくださいね」と言われました。
8:25発 予讃線特急しまんと5号です。

8:56善通寺駅着。
P3060114
駅で、念のためトイレへ^^;

駅を出ると、タクシーが1台止まってました。タクシーで曼荼羅寺まで行きます。
走ってると、”わー、こんなに歩いて戻ってくるのか!”と思う。
¥1,500程度で到着です。

第72番 曼荼羅寺
P3060116
ついに来た!感動して泣けました!
手順を思い出し、合掌して一礼して中へ入る。
朝の清々しい雰囲気の中、お寺の空気も穏やかに澄んでいる感じ。
梅の木が満開でほんとに美しい。

では、初の礼拝を。
手水場で手と口を清めて、鐘をついて、次は本堂だよね?
お線香に火をつけ、ろうそくにも火を、、ってもたもた。。。

私はこの時、お線香にもろうそくにも直接ライターから火を移していたのですが、まずろうそくに火をつけてそこからお線香に火をうつすのだと、この日の夜、家田荘子さんの本で知りました。

手間取りながらろうそくとお線香を立てたら、次は納札を納めてお賽銭を納めて、さてようやく読経。えーと数珠を出して、経本は・・・と。
では読経始めます。。って気恥ずかしいし自信もないので小さい声で。
かみながらなんとか終了。

では次は大師堂でも同じ手順で礼拝します。

再度かみながら読経も終了し、何かすごいやりとげた感がある。

よし、では納経所へ。
まっさらな納経帳を「お願いします」差し出して御朱印をいただきました。
ここでは住職様が書いてくださいました。
300円納めます。
「73番へはどう行けばいいですか?」とお聞きしました。
タクシーで来たので位置関係がよくわからなかったのです。

とても親切に教えていただき、大師堂の脇を通って73番へ向かいました。

少し行くとすぐに道標がありました。73番へは500mほどです。

第73番 出釈迦寺
P3060118


ここでももたもたと手順を繰り返す。

リュックをしょったオジサンのお遍路さんと一緒になりました。
慣れない読経聞かれるの恥ずかしいと緊張しさらにかみながら読経。
オジサンは低い声で読経されてました。別に高らかに読まなくてもいいんだな、と納得。

弘法大師が7才の時、仏道に入って人々を救いたいと発心し「もし叶わぬのならこの身を諸仏に捧げる」と崖から身を投げると、釈迦如来と天女が現れ、天女が大師を抱きとめたという、すごい場所に出釈迦寺の奥の院がある。
そこは山の上にあり、今回は行かないので捨身ヶ嶽遙拝所から拝みました。
P3060119
般若心経を唱えた方がよかったらしい(><)

P3060120
門を出るとこんな販売所が。安いなぁ。
P3060121
水仙も咲いて春ですね。

先ほどのオジサンと一緒になり、一緒に下まで歩きました。
オジサンは、バスツアーで八十八カ所を回ったのだけど、行けなかった回があるので、そこを一人で回っているそうです。4月に高野山へ結願のご報告のツアーを予約しているので、全部回らないとね、と話してました。

オジサンはこれから72番へお参りされるとのことで、ここでお別れ。

一人になるとちょっと心細いけど、地図を見て、スマホを見て74番甲山寺を目指す。3km弱。
P3060122

P3060124
この石の道標や赤い小さな矢印のシールが目印。
P3060125
田んぼのなかののどかな道を行く。
P3060126

途中、あれ?どっち?という場所もあるけど、大体迷わず行けました。

第74番甲山寺
P3060127
山門がわからず違うところから入ってしまった。

さっきから風が強くなってきて、ろうそくやお線香に火をつけるのに苦労している。
オイルライター、少しでも風が吹くとすぐに火が消えてしまって役に立たない。
しゃがみこんで、風を避けるようにしているのだけど、なかなか火がつかない。
やはり、ネットでどなたかが書いていたとおり、ターボライターでないとだめそう。

大師堂では、やっとロウソクに火がついたと思ったら、ロウソク立てへの差し込み方が足りず落下してしまった。
別のロウソクでもう一度、と思ったら予備のを持ってきてなかった。
あー、まあ一回立てたからいいことにするか。

なんとか納経をして、境内にあったベンチで一休み。
ずいぶん歩いてきた気がしたけど、たったの3kmなのですね(^^;
でも、時間を見ると、行程表よりだいぶ早く来ている。
お腹が空いてきたので(まだ11時だけど)おやつに持ってきた塩飴を一粒、口に入れた。

ネットに書かれていたいろんな方の体験記を参考に、私も少しおやつを持ってきました。
そんなに厳しい行程ではないので、私の場合エネルギー補給・塩分補給というより気分転換ですが…

休んでいるとさっきのオジサンが到着し、「早いですね」と言われました。

では私はそろそろ次へ出発です。

山門を出て川を渡って、75番善通寺を目指す。次は大きなお寺です。
道標も見るけど、どちらかというとGoogleMap頼りな感じに。
町中の道を歩いて約1.5kmです。

しばらく行くと、古びた歴史ありそうなお店で、都会的な感じのカップルが買い物をしていました。

…そこで初めて、自分がもしかしたらぐちゃぐちゃな格好で歩いてるんじゃないかという気がしました。道を歩くことと、お参りをすることにあまりに必死すぎて、身だしなみとか忘れてる!

都会的な人との温度差がすごいです。

でもまあ、そういう人が買い物をするからには名物なんだろうと思い、私も買ってみることにしました。

熊岡菓子店

カタパンというものが有名らしい。それは本当に堅そうなので、少し食べやすそうな角パンというのと、新丸パン(だっけ?)というのと、試しにカタパンを買いました。

そこからすぐに第75番善通寺に着きました。
P3060128
これは何門?仁王門?

あまりに広くて建物がたくさんあり、どっちに行けばいいのかわからない。
家田さんの本に、まず左へと書いてあったのを思い出し左側へ行ってみる。
境内に、いくつものお寺が入っているような感じなんです。
歩いて行くと、なんとか本堂を見つけました。
ここは団体のお遍路さんや、一人で回ってる方や、巡礼ではなく普通にお参りに来てる方など大勢の人がいました。

いろいろな人の読経を聞いていると、どうも自分のは普通の文章を読むように語尾が下がっているけど、他の人のは割と頭にアクセントがあって語尾は下がらないようだと気づいた。
早速まねするけどなかなかうまくできない。

ここでは本堂の中に入り、ご本尊を見ることが出来ました。美しくてしばし眺める。

さて、次は大師堂なんだけど、どこだろう?全然わかんないよー
きょろきょろすると、大師堂→という矢印を見つけた。
それに従って歩くと門を出てしまった。。。
大師堂は別の敷地にあり、別の門を入ったところにありました。

大師堂で読経をしているとき、若者4人グループが(遍路ではなく)お参りに入って来たので、邪魔にならないようにうしろに下がったら、わざわざ私の前に入って4人で賑やかにお賽銭をあげて拝んだ。他に空いている場所あるのに・・。
ちょっとイラッとしたけど、歩いてお遍路をしている自分!と上から目線になっていることに気づいて反省した。いかんいかん。謙虚にならなければ。
人それぞれの事情があるものね。
自分だって観光の合間に、楽なコースを歩いているのだし。

ここではお戒壇めぐりもできます。やってみました!
中央までいくと白い光が見えてくるのは神秘的でしたが、電子音で再現された大師様の声は「ん?」という感じでした(笑)

この後、納経帳に御朱印もいただき、ちょっと売店も見て次へ出発。

このあたりは街の中で、ガイドブックでもランチは近くのこのお店へ、とか書いてあるし、コピーも持ってきたけど、わざわざコースをはずれてお店へ行く気にはなかなかなれないということを知りました。

まっすぐ76番へ向かえば、途中によさそうな食堂があるはずなのでそこで昼食をとることにしました。

お腹が空いたので、さっき買った角パンを食べながら歩こう。
(時間が惜しいので)
角パンおいしかった。
カタパンも食べてみたけど、これはほんとに堅い!
全然歯が立ちません。角パンをもっと買った方がよかったかな?
行動食にいい感じ。

76番金倉寺まで約4km。
善通寺が広くて方向がわからなくなり、スマホに頼ったせいで、歩くためのお遍路道ではなく、車が走る道を行ってしまったみたいです。
距離は変わらなさそうだけど、延々アスファルトで変化がない。
P3060132


ずっと堅いアスファルトの上なので、体に響いて疲労がたまるなーと思う。
ダンスをしている人なら、リハや舞台の床がコンクリートに直に板になっている場所だったとき、ものすごく疲れたという経験があるのでは、と思うのですが、ちょうどそんな感じです!

P3060131

さっきから、右足首が捻挫のように痛んできた。
私は左足があまり使えてなくて、右足が器用なので、右の足首を使いすぎているのかもしれない。
左足をかばっているのかも。
出来るだけ、左足に体重をしっかり乗せ、股関節からまっすぐ地面を蹴るように歩くと、少し楽になった。

P3060133
バスの名前が「空海号」

やっと食堂まで来た。
P3060136
はなや食堂
レトロなとっても素敵な食堂です。

P3060135
うどんとさつまいもの天ぷら
うどんもおいしかったけど、さつまいもの天ぷらが最高!
分厚く切ったお芋をじっくり揚げてあって、甘くておいしかった。

食堂から金倉寺はすぐです。
第76番金倉寺
P3060138

車の道から行ったら山門がわからなかった。帰りに発見しました。

ここでお参りを済ませ、納経所で御朱印をいただき帰ろうとしたら、納経所の方がカウンターの上にお財布があるのを見つけました。
「あれ?これはさっきの人かな?」
中には百円玉がじゃらじゃら入っている。たぶん、納経所でおつりのないよう、わざわざ用意してたものでしょう。それを忘れていくなんてー
「あーーー」と顔を見合わせてしまった。「戻ってこられるといいですね」と言ったけど、歩き遍路の人だったらそう簡単に戻れない。次の納経所で気づいたらがっかりするだろうな、と思うと「あーーー」としか言えませんでした。

さて、私は今日はここで終わりです。
予定より早く回れて、1時間早く電車に乗れました。

P3060141
JR金蔵寺駅 たしか14:40ごろの土讃線多度津行きでした。
多度津で予讃線快速サンポート高松行きに乗り換え、高松へ。

P3060145
高松駅。アンパンマン推しのJR四国。

1日目〜高松市観光

3月5日(日)

早起きが苦手なので朝早い飛行機は避けていたのだけど、今回はがんばって4時半起き。
年取って、前より早起きがつらくないかも。

モノレールで羽田へ。
P3050003


旅のお供に、家田荘子さんの「四国八十八カ所つなぎ遍路」を図書館で借りてもってきました。


計画を全部立てた後にこの本を発見したので、自分が行くとこ以外まだ読んでない。
家田さんは真言宗僧侶で、公認大先達なのだそうで、お寺の起源や仏像の由来など勉強になることも書いてあるし、歩く道の行き方・危険な道、おすすめの道、家田さんが歩いた時のエピソードなども載っていて、とても面白いです。
私は今回はわかりやすいコースなので大丈夫ですが、この先どんどん進むなら道の検討もしっかりしなければですね。

高松8:45着。リムジンバスで高松駅へ。760円。いい天気〜。

ホテルは片原町なので駅まで行かずに瓦町でいいやと思い下車。(切符を駅まで買っちゃって失敗)
きれいなアーケードをキャリーバッグをごろごろ引っ張って歩く。
高松は、このアーケードがきれいなのも去年気に入った点です。

10分くらいでホテルに到着し、キャリーバッグを預けました。
今日は一日観光の予定。

朝食はとってきたけど、おなかが空いたのでもう一度朝食を、、
調べてきたうどんやさんは10時からでまだ空いてないし、日曜日でお休みのうどん屋さんも多く、昔ながらの喫茶店でモーニングにしました。

P3050004
八番館
地元の人で賑わっていてなかなか良い感じでした。
P3050005

片原町もきれいなアーケード。
昔栄えていた商店街な雰囲気が・・・

食べ終わったら、琴電片原町へ行き、窓口で「ことでんおんせん乗車入浴券¥1,000」を購入。
仏生山温泉の入浴料と、タオルと仏生山駅から320円区間乗り降り自由の切符がついてます。
P3050006
うちわが切符。

まずは栗林公園へ。
P3050008

P3050009
ことでんは、もと京急の車両が多いと本に書いてありましたが全然わかりません。

栗林公園は琴電の駅から歩いて10分くらいでした。
面白いのかな?と疑問でしたが、とても有名なので一応行ってみる。
中は新宿御苑のように広い。
お!?梅の花が見頃との表示が!

P3050019

P3050025

P3050037
満開です!
ピンク、白、赤どれもきれいで、よい香り。いい時に来たなぁ。
もう春ですね。。

P3050044
水辺もとてもよい雰囲気です。水面がきれい。

P3050054
大名の贅沢な庭園の雰囲気がある。近くの山が借景になっているのも雄大な感じです。
P3050071


やー、確かに一見の価値ありでした!資料館も面白かったです。
中のカフェで軽く昼食をと思ったけど、ここまで来てお洒落カフェもなぁとやめて、入り口のお土産屋さんで自分みやげを購入。
煮干しとうどん模様のかわいい手ぬぐい。
P3100297
これでお出しをとった味噌汁、おいしかったです。

公園を出たところにあった不思議な喫茶店?でうどんを食べて、また琴電にのって仏生山駅へ向かいます。うちわを見せて改札を通るのはなんか照れる。

仏生山駅から温泉までは歩いて10分くらいでした。
P3050085
途中こんな大衆劇場が・・

温泉に着いてまたうちわを見せ、スタンプを押してもらって入場。
ここは、去年高松に来た時に、マッサージやさんの人におすすめされて来てみたかった場所です。
きれいな施設で、思ったよりこじんまりとしていた。

P3050090
琴電とタイアップ?のポスター。
このセンス、なかなか攻めてますね。

温泉気持ちよかった。外にあったぬるーいお湯がゆっくりつかっていれてよかったです。

帰り、時間も早かったので少し歩いて評判のおしゃれカフェに行ってみた。
そしたらやっぱり並んでて少し待ちました。

P3050095
さすがお洒落カフェ!雰囲気もよくてスイーツもおいしい。でも、昔ほど、おしゃれな場所を欲しなくなってきた気がする・・・

おしゃれを満喫した後、またうちわを見せて琴電にのり、片原町へ戻ってホテルにチェックインしました。

ホテル川六エルステージ

とてもコストパフォーマンスの良いホテルでした。
一泊5,000円くらいで、大浴場もあり朝食のパンもおいしかった。うどんもありました。
部屋は狭いけど、ベッドが広くて居心地がよかったです。

研修なのか若者が団体で宿泊していて、館内は賑やかな感じでした。。。でも夜は静かでよく眠れました。スタッフの方もとても良い感じでした。

部屋で一眠りした後、お楽しみの夕食へ♪
一年くらい前から、ネットで見て行ってみたかった「ぎょうざ屋」さんへ。

19時開店のお店へ一番乗りで、ぎょうざ2人前とビールを注文。
P3050103
うまそー。
おいしかったです!2人前ぺろりといけた!

お腹いっぱいになったけど、ぎょうざだけなので夜おなかが空くかもと思い、アーケードの中のスーパーでおにぎりと半額のカットフルーツを購入し、ぶらぶら歩いてホテルへ戻りました。

明日はいよいよお遍路です!!


四国歩きお遍路ちょっとだけ体験旅行〜準備

お遍路体験に行こう!と決めたので、ネットで情報集めたり、図書館で本を借りたりしていろいろ調べました。はじめて行かれた方の体験談などとても参考になり、おもしろくてずっと読んだりして時間がかかりました(^^;

一番参考になったのは意外にも「るるぶ四国八十八カ所」


バス停や次のお寺までの距離・時間などが、歩きや車別にのっていてわかりやすかったです。

検討の結果、高松市と徳島市から行きやすく、初心者でも歩きやすく、その日に帰ってこられるコースへ行ってみることにしました。

高松では、72番札所曼荼羅寺から76番札所金倉寺。本当は71番札所弥谷寺から回りたかったけれど、回った人のブログによると、71番から72番への山道が難易度が高そうだったのでやめました。

それから、徳島では、1番札所の霊山寺から5番札所の地蔵寺まで。これで10kmちょっとなのでいっぱいかもしれないけど、もし行けたら6番札所安楽寺まで。でもこの区間は5kmあるので、ちょっと無理かなと思いました。(実際は行けました)

あと最終日に、14番札所常楽寺から16番札所観音寺の3カ所を。
この区間は3カ所まわっても3kmくらいで短く、最終日の半日でも回れそうだと思いました。
でも、13番札所の大日寺から行けるのではないかと最後まで迷いました(><)

お遍路を考えずに朝食付きでホテルを予約してしまったので、早い時刻にスタートできなかったのは残念でした。もう一本早いのに乗れたら、もうひとつ回れたのになぁ、と。(いくつ回ったかが問題ではないのだけど)

自分がどのくらい歩けるかわからないので、途中で時間切れになった時のために、ここだったらこのバス停から帰るとか、バス停の場所、バスの時間なども調べました。
普段の自分の歩くスピードから、どのくらい時間かかるかを計算して、細かい計画書も作りました。とにかく、バス・電車の本数が少ないので下手したら真っ暗になってしまうかも!?と心配になり。
自分て意外と慎重だな、と思いました。

バスの乗り換えについては、「バス乗り換え案内-NAVITIME」にとてもお世話になりました。
バスってわかりにくいと思うんですが、これで調べると(バス停の名前さえわかれば)行きたい場所へ行くバスが一発でわかり、路線図もあるし、バス停の場所もわかって、すばらしいと思いました!

歩きお遍路をした人がみんなブログで必須と書いている、「四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編」は図書館で借りて、必要なところをコピーして歩く道にマーカーで線をひいて持って行きましたが、判が古かったせいか役に立ったかは微妙でした。道も昔とは変わっているそうなので、やはり古いのはだめかも。
これより、GoogleMapで確認する方が確実でしたが(電波がないような山では無理かもしれないけど)、歩きスマホしながら回るのも味気ないので、後半はできるだけスマホは見ずに、道標を見ながら進むようにしました。スマホをみて、自分がいる場所を確認できると安心だけど、これでいいのかな?合ってるのかな?と思いながら歩くのも良いと思うのです。(本当にわからなかったら見ました!)
(途中出会った、2巡目の通し打ちのオジサンが、「そういえばスマホで地図を見ながら回ってる人もいたよ!」と話してました)

新しく買ったのはリュックとユニクロのウルトラライトダウンです。
リュックはタウン用しか持っていなかったので、アウトドア用のMILLETの20Lのリュックを買いました。
やっぱりフランスのメーカーだけあって、色合いも微妙なニュアンスできれいです^^
そして買って良かった!背負ってて楽です。肩が落ちないし、腰のベルトもついてるので肩や背中に負担がかからない。

今回は大きな荷物は全部ホテルにおいて、の楽な計画なんですけどね。とにかく初心者ですから〜

ジャケットは、3月の上旬という微妙な季節で、冬用だと暑いのでは?でも寒いと困るし、、とかなり悩みました。が、出発直前、東京も暖かかったので思い切ってユニクロの軽量ダウンを購入しました。
でも、寒い時のために、ゴアテックスのレインウエア(15年くらい前、屋久島へ行った時に買った)も持って行きました。
実際は、旅程の前半は暖かかったので、ウルトラライトダウンがぴったりで、後半冬の寒波がきてダウンの上にゴアテックスを重ねてしのぎました。雨も降ったので、ゴアテックス持って行ってよかった!

靴は本当はちゃんとしたウォーキングシューズがよいのだけど、今回はそれほど長距離歩かないので、街用の歩きなれたアディダスのスニーカーを履いていきました。
ウエストポーチも欲しかったけど、手持ちのポシェットのひもを改良して無理やりウエストポーチとして使用。
もし、次に行くなら、ちゃんとしたシューズとウエストポーチは買わねばです。

お遍路の場合、あの装束を身につけるかどうかも迷いますね^^;
私は、白装束と菅傘を身につけるつもりはなかったけど、金剛杖はかっこいいなぁ、と迷いました。
金剛杖には弘法大師様が宿るのだそうなので。
でも、それほど山道を歩くわけでもないし、持って帰るのどうするの?と言う理由で今回は持たないことにしました。ほんの体験だけなのに、お遍路のしるしを持つのは申し訳ない気もしました。
杖を持つ場合は、飛行機に乗る時は、預け荷物になって、「つりの道具をいれる袋」に入れると東京でも目立たず持ち歩けるそうです。

お参りに必要な納札、経本、納経帳はネットで購入(送料はお接待とのことで無料でした)
数珠は、母の形見のもので2連になったものがあったのでそれでOK。
お線香、ローソクは百均で買ってきました。
ライターはターボライターは手荷物でも預け荷物でも飛行機に持ち込めないらしいので、オイルライターを買っていったけど、風があると使い物にならず、1日目回った後に高松市の百均でターボライターを買いました。

納札は、一つのお寺ごとに本堂と大師堂の2カ所に納めるので、行く予定のお寺13カ所×2で26枚、せっせと名前と住所を記入し準備。(実際は14カ所行ったので足りなくなり、予備に持って行った納札にその場で記入しました。余分に書いていかなかったのは失敗でした〜)なんでもパソコンで作って印刷してしまうと楽なのに、手書きで1枚ずつ書くのって大変だと感じました。般若心経を写経してそれを納める人もいるのだとか、信じられません。

あと、経本を見て(ちゃんとふりがなふってある)般若心経と真言をあげる練習をしましたが、、もちろん初めてで「これは絶対違うだろ!おかしい^^;」という感じ。かむし。
どうやったらお経っぽくなるのかしら???(@@)
これは、行って、最初は小さな声で自信なく読んでいたのですが、他の方があげているのを聞いているうちに、読経はリズムで音楽と同じなんだ!と感じまして、とても楽しくあげられるようになりました。自己流で自信ないし、まだかむけど。

あとは、銀行に行って300円を5円玉に両替してもらい(お賽銭用)、準備完了。
お線香だけ折れないようリュックに入れて、あとは全部キャリーバッグに詰めて出発しました。

お遍路体験を思い立ったきっかけ

きっかけは「面白そうかも!?」という思いつきでした。

四国は、去年高松と松山の道後温泉へ行きとても気に入ったので、今年も行ってみようと観光旅行の計画を立てたのです。
今年も高松へ行って、そのあと高知に行こうと思ったけど、帰りの飛行機が徳島便の方が航空運賃が安い!
…という理由で徳島へ行くことにしました。

高松と徳島でどこに行こうか?とるるぶを見て、あれこれ悩んで、大歩危小歩危もいいかなと思ったけどどうもぴったりせず、何度もるるぶをめくっているうちに、「一日歩きお遍路」の記事が目にとまりました。読んでみるととても面白そう・・・行ってみようかな?

とひらめいて、行くことに決めました。

もちろん、普通に観光もする予定です。

プロフィール
1-026


☆Satoko☆


月別アーカイブ
コメントありがとう^^
  • ライブドアブログ